あれ?これ、つまらないですか?

『悪夢探偵』

2006年製作。塚本晋也監督10作品目の監督作のサイコスリラー。

人の夢に入る特殊能力をもつ「悪夢探偵」影沼が現場に赴任したばかりのエリートの女刑事とともに猟奇的な“自殺”の謎に挑む。

と、こう書くと胸踊るヒーローものっぽくなるけど全然違う。
出てくるキャラ出てくるキャラがここまでネガティブシンキンガーでよくエンターテイメント作が成立するなぁ。

オープニングでいきなり悪夢の解決のために夢の中に入っていた人死んじゃうし。
人の心の闇を見て一言
「嫌だ嫌だ」

その後、女刑事・慶子が捜査協力に会いに行った時には自殺未遂起こしてるし。

っていうか、主役だけじゃなくて登場人物ほぼ全員が「死にたい」って思ってるかなり異常な作品。

でもエンターテイメント。


塚本晋也監督作品も始めてみるんだけど、かなりグロい。元々そういう作風の人らしいし、観る前にある程度は覚悟しといたほうが良いと思う。

自分としては普通に面白かったんだけど、色々レビュー見てみるとかなり酷評されてるね。
確かに慶子を演じるhitomiの演技っていうか舌足らずなセリフ回しとかエリートで頭がかたいキャラにしては短いスカートはどうかなと思ったけど。

でも誰もいない夢の世界の描写は良かったし、ネガティブなダーク・ヒーローを演じる松田龍平は存在感があった。


ヤフーの映画レポートの欄に「“悪夢探偵”という思いつきなど、何かのコミックが原作かと思ったら、塚本晋也監督のオリジナルストーリだという」って一文があったけど、これはなかなか的を得てるんじゃない。
うん。っぽいよ、確かに。


第2弾がどうなるのかは微妙だけど、個人的には良い映画だと思う。まぁホラーが苦手な自分でも最後まで観れたから、ホラー色も強いけど怖くて観れないほどじゃないよ。

あぁでもDVDで観ると異常にセリフが聞き取りにくかった!
普通にテレビ観るときは音量を16に設定しておけばいい我が家のテレビで30まで上げないと何言ってるのかよく分からないんだもの!なのに効果音は大きいし!


最後にどうでもいいこと思いついたんで書いときます。
『悪夢探偵』と『地獄少女』って口に出した感じが近くない?近くないですか?

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by dentaku_no_uta | 2008-03-05 23:24 | 映画